室内空間づくり


「一年中、快適に暮らせる家をつくるためには、まず、室内の空調について考えるべき」

それが、ヨーロッパやアメリカを飛び回り、家づくりを研究した天草ハウジング代表 藤川富次が辿り着いた答えでした。

より良い空間づくりのために試行錯誤を重ねる中で「一緒にやりましょう」「共に広めましょう!」と同じ想いで集ったのが、住宅・建築物の省エネに関する第一人者である東京大学名誉教授 坂本雄三氏と、天草産業の取り扱う全館空調システム「マッハシステム」を提供している、株式会社FHアライアンス会長 廣石和朗氏。

今回は、そんな家の「室内空間の快適性」にこだわる3人の男たちによる、快適な暮らしをつくるために考えるべき「室内空間づくり」についての対談をお届けしたいと思います。

「室内空間づくり」対談メンバーのご紹介

坂本 雄三
坂本 雄三(さかもと ゆうぞう)
東京大学名誉教授

名古屋大学工学部建築学科助教授を経て、1994 年より東京大学の助教授(工学部・建築学科)、教授(工学系研究科)を歴任し、現在に至る。
専門は、建築環境工学。

もっと詳しく 1948年北海道札幌市に生まれ、北海道大学、東京大学大学院で学んだ後、(旧)建設省建築研究所に入所。
その後、名古屋大学工学部建築学科助教授を経て、1994 年より東京大学の助教授(工学部・建築学科)、教授(工学系研究科)を歴任し、現在に至る。

専門は、建築環境工学。熱と空気の数値シミュレーション、住宅・建築の省エネルギーなど。主な社会活動として、経済産業省・総合資源エネルギー調査会・省エネルギー基準部会・委員、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック((財)地域開発センター主催)審査委員会副委員長を務めるなど、今も日本の住宅の空気環境をよりよくするため、研究し続けている。
line
廣石 和朗
廣石 和朗(ひろいし かずろう)
FHアライアンス会長

2012年株式会社FH-アライアンス設立代表取締役就任。
天草ハウジングも採用しているMaHAtシステムの開発。
現在は、講演会の講師及び新聞雑誌の掲載など他方で活躍している。

もっと詳しく 1950年生まれ。1974年明治大学工学部建築科卒業後、同年松下精工株式会社(現パナソニックエコシステムズ株式会社)に入社。業務用ルームエアコンの開発・設計や空調機器の開発などに携わり、高気密高断熱用換気・空調システムの商品及び市場開発の責任者、顧客対応部門責任者などを歴任。

2010年パナソニックエコシステムズ株式会社定年退職後、任意団体FHアライアンス創設、会長就任。2012年株式会社FH-アライアンス設立代表取締役就任。天草ハウジングも採用しているMaHAtシステムの開発。現在は、講演会の講師及び新聞雑誌の掲載など他方で活躍している。
line
藤川 富次
藤川 富次(ふじかわ とみつぐ)
天草産業(天草ハウジング)株式会社 代表取締役

ヨーロッパやアメリカを飛び回り、家づくりを研究し、「誰もがうらやむ上質で豊かなくらし」をテーマに、高級輸入住宅と北欧・北米のライフスタイルを提供する。

もっと詳しく
line

快適空間をつくるために今、「空調」が注目されている 

藤川
それでは早速話にまいりましょう。
快適空間をつくるために今、空調が注目されているということですが、いかがでしょうか?
坂本
はい。これまで長く空調の専門家として携わるものから言わせていただくと、今、住宅の空調は非常に注目されている分野であることは間違いありません。
全館空調
特に「全館空調」は、住宅においても採用が増えている技術です。

全館空調は、元々ビルとか建造物に適用されていた空調の技術でした。その技術が、家に健康や快適性を求めるニーズが高まる中で有効だとして、注目されてきているのです。

以前からその技術の存在は知られていたのですが、当時の全館空調は「かかる費用が高くて手が届かない」というイメージがあったし、家につけるものじゃないという先入観もあったのだと思います。実際、以前は高かった。けれど今は技術の進歩もあり、庶民のための全館空調ということで、手が届く存在になってきました。
坂本
そんな状況もあって、私は特に天草産業さまのような家の快適性にこだわる住宅メーカーさんを応援させていただいているんです。

マッハシステムは、「技術者」がつくった裏付けのある商品

藤川
なるほど、その中で当社でも全館空調マッハシステムを採用しています。
開発した廣石さんにも、専門家の観点からその効果を教えていただけますか?
廣石
はい。
私共の元々の専門分野、ビルや建物の技術屋の目線で言うと、住宅の技術や商品っていうのは時にアバウトだったりするんですね。
技術者
アバウトというと語弊があるかもしれませんが、例えば六畳用のエアコンと一口に言っても、環境によってその効果は変わり、必ずしもそうじゃない状況が生まれてくるわけです。(説明はされていますが)

私たち技術屋からすると、それは六畳用とは言い切れない。
例えば、快適な温度が24度だとしたら、理論と裏付けをもって、その温度をずっと変わらずに保ち続けるというのが技術なんです。
ちょっとマニアックな話になりすぎますかね(笑)
藤川
いやいや、大丈夫ですよ(笑)
廣石
ありがとうございます。しかしマッハシステムは、そんなマニアックな技術者がつくった、数値において確かな裏付けのあるシステムなんです。そういう意味で、まず確かなシステムであることをお話ししておきたいと思います。
藤川
そうですよね。だからこそ私も、その裏付けと、その熱い想いに共感して、廣石さんのお話しに乗っかったわけですから。

「既存のエアコンで効果が得られるのが、採用の決め手でしたね」

藤川
実は私も、廣石さんと出会う以前より、家での暮らしの快適を実現するためには空調が最も大事であると注目し、全館空調の研究をはじめていました。
採用の決め手
でも、全館空調の多くは専用の機器が必要だったり、メンテナンスが大変だったり、それでいて高価であったり。
住宅は、ビルと違ってそこに住まう人がメンテナンスしなければいけないので、メンテナンスが大変なものは向かないんですよね。

そんな時に出会ったマッハシステムは、家をしっかりつくることで、エアコン一台で家を快適な環境に保つことができるシステム。
だから、万が一何かあってもエアコンの取り換えだけで済む、これは楽ですよ。
ビルや建物で使われるような高い技術を、長く住まうことも考えて住宅に取り入れることができたのが、マッハシステムですよね。

「当然、エコですよね」

坂本
確かに、エアコン一台しか使わない、という点は当然エコですよね。

全館空調は、今やお金持ちだけのものではない。
一般の方が快適な住まい心地を得られるために最適な機能です。

私が全国の工務店・住宅ビルダーと携わらせていただく中で思うことは、やはり工務店・住宅ビルダーは、建物を造る方が専門ですので、家の構造などの部分の研究は素晴らしいのですが、この空調という分野に目を向けられていない方も多いんです。
しかし、過ごしやすい室内環境はお客様の暮らしを幸せにしますよね。であれば当然、空調にも力を入れることで、住まう家族が幸せに暮らせるはずなんです。私は、そんな想いをもって、全国の工務店・住宅ビルダーの皆様に訴えています。
廣石
素晴らしいです。

ちなみに、この全館空調の根本的な考え方は、明治時代からある考え方なんです。エアハンドリングユニットや、温度差の少ない空気を循環させることであったり、当時の記録にも残っている考え方を、最新の建物とかけあわせたのが、マッハシステムなんです。

廣石氏が語る!マッハシステム3つの特長

廣石
まず、コスト面。

特に長く住まうことを考えた時のランニングコストが安くすみます。
また、何か故障があった時もエアコンの交換で済みますから、その点も良いです。
室内の空気環境
次に、エアコン一台で室内の空調が快適に整うこと。
エアコンの風が苦手だという方には嬉しいですよね。

そして、室内の空気環境を快適に、キレイにすること。
人は、室温の空気、温度差がある空気が動いていると不快に感じるけれども、室温と同じ空気が流れていても不快に感じない。システムによって少し動く空気が実は、室内のほこりを運んで空調室に運んでくれてフィルタリングする。

そうすると、家の中のほこりが少なくなる。換気も家の隅から隅まできちっとできる。
廣石
上記は、実際に、空調システムを取り組んでからわかったこともあるのですが、たくさんのメリットがあるんですよね。
坂本
まぁ、一言でいえば、一般の住宅でも、高級ホテルのような空気環境が得られるってことですよね。
廣石
そうですね。

「冬場・寒冷地は心配だったんです」

藤川
実は、導入するにあたって心配な事もあったんです。当社は軽井沢などの寒冷地でも家を建てさせていただくんですが、東京・横浜のような比較的安定した気候の地域はいいのですが、「寒冷地ではどうなのか?」という点は心配だったんです。
廣石
問題なかったでしょ?
「冬場・寒冷地は心配だったんです」
藤川
そうなんです。あれは、スバラシイ!

軽井沢というのは、部屋を温めるのに床暖房が必須なのですが、マイナス10度~20度になる地域でも、エアコンだけであったかいというのは家づくりをする側としては嬉しかったですね。もちろん、お客様も喜んでいましたよ。
坂本
それは、天草産業さんの造る家の断熱性能もあってのことだとは思いますけどね。

「ペットも元気に走りまわってますよ」

藤川
あと私、ペット(犬)を飼っているんですけど、ペットって家中走りまわるじゃないですか。家全体、どこに行っても同じ温度で過ごせるって言うのは、ペットには最高の環境ですよね。家も、ひと部屋だけ涼しいのと、家中が涼しいのは全然違うじゃないですか。
きっと、小さいお子さんのいる家庭でも同様に、良い空気環境の中で快適に家族が過ごせると思いますよ。
坂本
やっぱり実体験するのが、一番いいんでしょうね。
廣石
そうですね。

「女性は、感覚的によく分かる」

廣石
以前、私が携わった、ご夫婦で家づくりを検討されていたお客様の話なのですが。
もともと奥様は、マッハシステムの入ってない家を見て「充分じゃん、これで」と乗り気ではなかったんです。
坂本
ハハハ(苦笑)
「女性は、感覚的によく分かる」
廣石
でも、旦那さんが興味を持たれていて。
「だったらぜひ、体感してください」と、夏場の暑い時期に、マッハシステムの入っているとある展示場に行っていただいたんです。
女性はすぐわかるんですね。奥様がソファに座って、5分くらいしたら「お父さん、これにしよう」と。
「なぜ?」と聞くと「快適だもん」の一言。「これが、買えるのなら、欲しい!」と。
坂本
ほぉ、そうなんですか。
廣石
そう。その時から、やっぱりこの快適さは体感して知ってもらいたいと思うようになりました。
新築の時はもちろん、リフォームでもいいと思うんです。天草さんなら、実現可能ですよね?
藤川
もちろん、可能ですよ。

最後に、これから家づくりをお考えの方へ

最後に、これから家づくりをお考えの方へ
坂本
全館空調が一般の住宅にも当たり前になってくることが、私の願いです。
他にも、幼稚園・保育園をはじめとした子供のための施設やサービス付き高齢者住宅など、高齢者向けの施設にも利用していただきたい。はじめは手が届かなかったプリウスでも、今は、一般人でも買える価格になってきたじゃないですか。
全館空調も同じように、一般の方へも手の届く価格になってますから。
廣石
建物の快適性を作るのが、私たちの役割。
技術者が開発した、裏付けのあるこの空調システムを是非、多くのお客様に体験していただきたいと思います。
30年、50年、毎日を過ごす家だからこそ、より快適な空間をつくってください。
藤川
人生を愉しむために、家が快適であることは必須だと思います。
長く住み続ける家だからこそ、快適に過ごせる空間をつくる、これは、私たち住まいづくりのプロとしての使命です。
今はコストも大きく増えることなく実現できるほど、技術が発達してきました。

ぜひ、マッハシステムを一度、ご体感ください。
マッハシステム
今回の対談で登場したマッハシステムの詳細はこちら
モデルハウス
マッハシステムが体感できる展示場はこちら
ページトップへ