【バラ部】冬剪定と寒肥

こんにちは。バラ部の竹内です。

 

寒い毎日ですが、
いよいよバラの冬剪定の時期となってきました。

冬剪定は今年5月のバラの咲き具合を左右する大切な作業ですので、
寒い中大変ではありますが、
しっかりとやっていきましょう!!

 

剪定前のバラ

 

剪定前のつるバラ

 

すでに葉やツボミを落としたバラは
枝だけがビヨ~ンっと伸びた状態になっていますね。

 

これをこのままにして春を迎えてしまうと、
バラは人の背よりも高い位置で花を咲かせてしまいます。

 

これはほとんどのバラが
枝の最も高い場所にできた新芽にエネルギーを集中させる性質があるためで、
「最も高い位置にある芽」から伸びてしまうからなんです。

なので、ちょうど良い高さで花を咲かせるために
「最も高い位置にある芽」の高さを低い位置にするために、
枝を切り落としていくことが重要になるんです。

 

 

それでは冬剪定をやってみましょう!

 

まず最初に細い枝を全て切り落とします。

細い枝とは「鉛筆よりも細い枝」と意識しましょう!
(枝が細いフロリバンダは「割り箸よりも細い枝」にしてください)

細い枝はそんなに花をつけてくれませんから、
太くてしっかりした枝のみを残します。

この作業は何も考えず、粛々と行いましょう。

 

さていよいよ残った太い枝を今度は切り詰めていきます。

木立性のバラの場合、
少なくとも半分の高さまで、
勇気があれば三分の一まで切り詰めても大丈夫です!

ただし切る場所は伸ばしたい新芽の5ミリほど上の場所にしましょう!

 

 

ネットで良い画像を見つけたので、こちらを参考にしてください。

 

剪定後のバラ

 

バラの品種によって
伸ばす枝の長さが違いますので、
出来れば種類別に高さを調整した方が
咲いた時に見事になります。

分かってはいますが、なかなか上手くいかないのも現実ですけどね・・・。

 

 

つるバラの場合も細い枝はバンバン切ってしまいます。

残った太い枝が多い場合、
そのまま誘引してしまいますと
葉が密集しすぎて病気になりやすくなってしまうので、
枝を整理した方が良いです。

その場合は古い枝から切り落とし、
若い枝を残しましょう。

特に昨年発生したベイサルシュートは
今年最も活躍してくれるはずです!!

 

このように枝を毎年更新し続けることで、
若いシュートが発生しやすく、
結果的にバラの寿命が長くなりますよ!

 

剪定後、誘引されたつるバラ

 

剪定後、誘引されたつるバラ

 

 

バラの剪定が終わったら
消毒と寒肥を施します。

 

寒肥は混合肥料がお勧めです。

まず土を柔らかくするための堆肥、
肥料は牛糞のような有機肥料と油かす、
それに化成肥料も混ぜるとよりよいでしょう。

これらを混ぜた混合肥料を
バラの根元から50センチほど離れた場所に掘った穴に入れます。

 

バラの根元の周囲に穴を3ヶ所ほど掘ります。

 

掘った穴に混合肥料を入れます。

 

バラから離した位置に施すのは
肥料がバラの根っこに直接当たるのを防ぐためです。

根っこに肥料が直接当たってしまうと
奇形になったり肥料焼けという病気のような症状が出てしまいますので
注意しましょう!

 

この時期の消毒は殺菌がメインなのですが、
越冬する害虫もいるので殺虫効果も必要です。

そこでお勧めは石灰硫黄合剤です。

 

 

この薬品は他の薬品とは混ぜずに
単独で散布します。

温泉のような硫黄のニオイがしますが、
効果は高いものがあるので、
指示通りの希釈率をまもって散布機で散布しましょう。

芽吹くまでは消毒はこの薬品のみでOKです。

 

ここまでやったらあとは芽吹きを待つのみです。

頑張った分だけバラは奇麗に咲いてくれると思いますので、
冬のこの作業は確実に行うようにしましょうね!

 

バラ部でした。