こんにちは。バラ部の竹内です。
6月も終盤になってきました。
四季咲きのバラが返り咲きをしている頃ですね。
気温が上がってくると、ツルバラはシュートを出すようになりますが、
シュートは大切に育てるとして、
その他の部分はどう手入れをしていけばよいのでしょうか?

発生したシュートは支柱で支えるなどして、真っすぐ伸ばすようにしましょう。
四季咲きのツルバラは、
基本的には花が終わったら花ガラ摘みをするの繰り返しで、
夏剪定はしなくて良いとしている専門家さんが多いですね。
あくまでも剪定は冬!!
でも、初めてシュートを出したような
まだ若い苗木の場合はちょっと違ってきます。
写真中央の支柱に支えられているのが、
2回目の夏を迎えたツルバラの「リバプール・エコー」です。
根元から3本のベイサル・シュートが発生しました。
このようなまだ幼いバラの場合、
根がまだ十分に成長していないので、
このまま花を咲かせながら成長させても
栄養がシュートに十分にいき渡らないかも知れません。
なので、まず「今年はもう花は咲かせない!」ことにします。
この株も花を咲かせようと、
新しい花芽をどんどん出していますが、
これらはすべて摘み取ってしまいます。
伸びすぎた枝も少し切り詰めて、
シュートに栄養がすべてまわるようにしてみました。
今は光合成に必要なだけの葉は残さないとなりませんが、
シュートが無事に成長すれば、
残した枝もすべて不要になり、冬に剪定することになるでしょう。
来年はパーゴラに誘引されたリバプール・エコーを楽しむことが出来そうです。
いまから冬剪定と誘引が楽しみになってきました!!
バラ部でした。