こんにちは。立川展示場の竹内です。
先日ご紹介したワイン、
ジャンテ・パンショの「ブルゴーニュ ピノ・ファン」ですが、
月曜日に抜栓しました。
ん~、待ちきれない!!
月曜日は仕事がちょっと遅くまでかかってしまい、
家に帰ったら家内も息子もすでにベッドの中・・・。
じゃあ気楽にいただこうとかなと、ササッとおつまみを用意し、
いざ抜栓!!
第一印象は、まず色が濃い!!
ブルゴーニュの赤ワインはボルドーやイタリアのワインに比べて色が薄いのが普通。
これはワインとして薄いのではなく、材料のブドウ品種によるものです。
ブルゴーニュの赤ワインは「ピノ・ノワール」の単独品種と決められています。
このピノ・ノワールというブドウは、他の品種に比べて皮が薄いんですね。
赤ワインの赤色は皮から抽出されます。
ピノ・ノワールはその皮が薄いため、ワインの色も薄く出来上がるんです。
ただ、「ピノ・ファン」は粒が小さいため、
果汁に対し皮の比率が増えるので、それで色が濃いのでしょうね。
殆ど光も通さないボルドー・ワインとまでではいかないですが、
かなり濃い色をしています。
さてお味は・・・。
皮の成分からくる「渋味」も強めですね。
また、糖分が高いからだそうですが、果実味も確かに強いです。
酸味も強め。これはピノ・ノワールと一緒です。
残念なのは香りとミネラル感がやや弱いこと。
ブルゴーニュのワインはこれが命みたいなものですが、
テロワールの良い畑ではないのでしょうね。
でも、「濃いピノ・ノワール」という雰囲気は十分にあり、
抜栓初日は酸味が尖った感じがしていましたが、
二日目には見事に丸くなり、甘みが出てきていて
純粋に美味しいワインと言っていいと思いました。
ということで、さっそくリピートしたいと思います。
竹内でした。いつもありがとうございます。