こんにちは!横浜展示場の坪松です。
今回は弊社情報誌AmaCanでもご紹介させて頂きました、
お施主様K様の超ハイクオリティーなDIY屋上露天風呂をご紹介します。
K様は2015年にお引渡しをさせて頂いたお客様で、幅広い技術をお持ちで
商談中から色々なお話を教えて頂き、私の中でも大変勉強になりました。
お家のデザイン・インテリアの細部までこだわり抜いたお家はどこをみてもとても素敵です。
DIYの得意なお施主様の手でアレンジされることで、
お引渡し時より、より素敵なお家になっています!
お家を大切にして下さっていて、私もとても嬉しい限りです。
ー下記K様メールよりー
さて、新居完成後にご自分で大なり小なりDIYでカスタマイズされる方は多いと思います。
私の場合、趣味であるDIYの作業箇所をわざと新築の際に残してもらいました。
イレギュラーなリクエストを受けてくださり、天草さんには感謝しております。
偶然出会った天草ハウジングさんでしたが、良いメーカーと巡りあわせたと、今では知人に推薦しています。
今回は私が「このために、新居を建てた」と言っても過言ではない屋上露天風呂のDIYレポートをします。
初めて横浜展示場で坪松さんにお会いした時から、「バスタブにつかり赤ワインを飲みながら富士山のサンセットを見たい。」というドリームプロジェクトでしたが、このGW中に挑戦し、ついに実現しました。
まだ、屋上フェンスにつたの葉を茂らせる作業が残っていますが、それはまた1ヵ月後に画像を送ります。
<プロセス>以下、自分の記録メモより
2014年5月
旧家屋2階の屋根に自分でのぼり、3.6mの金属棒の先端にビデオカメラをガムテープで巻きつけ、実際にどれくらい富士山が見えるか録画調査。
何とか見えそうだが、電柱や電線がどう見えるかは不明。(電線の上なら、遮る物は一切無いはずだが、そんなにうまく行くのだろうかと疑問は残った。
2014年6月 天草さんと出会う
2014年8月 ラフ設計図面作成(4階屋上部分に露天風呂スペースを盛り込む。と言ってもバスタブと配管のみ)
2015年8月 新居へ引越し
2015年12月 露天風呂の構想を練る
この時期に、GoogleMapの航空写真で新居を拡大すると屋上にバスタブが一個さびしく見えることが判明。
2016年1月
我が家は近隣の地上から屋上を見ることは全く出来ない。グーグルで見た人だけが天空から露天風呂を発見できるという遊び心満載の形をした露天風呂づくりを思い立った。
2016年2月
露天風呂の形は当初、単なる直線的なものにする予定だったが、味気ないので全て曲線で作ろうと思い立つ。木工作業として難易度が高くなるが、敢えて挑戦。
そしてグーグルマップやグーグルアースを意識して、発見した人が驚くような、笑うような形=「巨大なベースギター」のボディを作ることに決定した。
2016年3月
曲面と曲線だけで校正する露天風呂とウッドデッキの図面を書くが、手書きやMSオフィスでは限界を感じ、JWWというCADソフトに初挑戦。
想像以上に簡単で、便利な無料ソフトなので、DIYにもお勧めです。
2016年4月
曲面DIYは初めてゆえ、作り方をICSというインテリア学校のテキスト(曲げ木加工編)で学習する。
2016年4月30日
やっと工事がスタート。まずは材料切り出しと基礎フレーム作成。
2016年5月1-2日 雨天を利用し、曲げ加工をすすめる
2016年5月5日 塗装を終え、完成。
考えている時間も楽しく構想は5ヶ月と長かったが、実際のDIY期間はGWを利用して5日間。
天空から見るとエレクトリックベースギターのボディに見えるお風呂が出現しました。
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こんな素敵な景色を見ながらお風呂に入れるなんて、とても贅沢ですね!
木を曲線に加工するのはとても難しいのですが、完成度の高さに驚きました。
K様この度は、貴重なお話しをお教え頂き有難うございました。
これからも末永く宜しくお願い致します。