円性寺(熊本県天草市栖本町)

2018/11/24

熊本県天草市栖本町に所在する円性寺は藤川家の菩提寺である。亡き母の事で何度もお世話になり、訪れるうちに子供の頃 祖母や両親とお世話になって時の事を久しぶりに思い出しました。

 

子供の頃はなにもわからなかったが、円性寺は天草 島原の乱後の1645(正保2)年頃に天草が天領となった時の初代代官、鈴木重成により人心を安定させる為に建立されました。

重成は乱の後、キリシタンの取り締まりと仏教を用い人心安定を進めるべく 僧侶であるあにの正三和尚を迎え、19寺3社を建立・再建しました。

その中の「円性寺(天草市栖本町)」・「東向寺(天草市本町)」・「崇円寺(天草市河浦町)」・「国照寺(苓北町)」は「天草四ヶ本寺」と呼ばれています。

特に円性寺は、江戸末期まで島民の戸籍調査やキリシタン信者の取り締まり および改宗などを行っており「改宗行政寺」とも呼ばれていました。

なお、円性寺が建立される以前は1638(寛永15)年まで 天草を支配していた寺沢氏の郡代役所があったと言われています。その後、廃寺となっていた円性寺を鈴木重成が当地に再建し現在に至ります。

 

子供の頃 先祖の命日の度に この石段を駆け登って山門の下をくぐって 本堂にお参りをしたのが、思い出されます。もう駆け登ることはできませんが月日の経つのは早いものです。

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